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今更聞けないシリーズ第1弾 SUPER GTって何!?その2

2015.02.10 Tue

「今更聞けないシリーズ」企画ということで、第1弾は「SUPER GTって何!?」。前回に続き、その2をお届けします。


■基本的なルールは?
SUPER GTのレースは2つのGT500クラスとGT300クラスにカテゴリー分けがされています。それぞれのカテゴリーは目安となる馬力を表していますが、GT500クラスはエンジンへの燃料の供給量を制限し、GT300クラスはエンジンへの空気の流入量を制限することで馬力の調整を行っています。これにより、2つのカテゴリーの性能差が生まれ、レース中に追い抜きシーンが多い楽しいレースを見ることができます。
現在、GT500クラスに参戦しているクルマは、トヨタ、ホンダ、日産の国産3メーカーで、GT300クラスには、国産メーカーを含めて海外メーカーもあり、それぞれのカテゴリーで激しい争いが繰り広げられています。

【カテゴリー分け】
レースの中で混走しているとGT500クラスかGT300クラスかわからないという方に、見分け方をご紹介します。

左がGT500クラス、右がGT300クラス。
ゼッケンの背景が白色と黄色で区別しています。

こちらも左がGT500クラス、右がGT300クラス。
ゼッケン同様、フロントガラスの上部にある「ニッポンを元気に!」のスローガンの背景とライトが白色と黄色に区別されています。
これらによって、レース中でも遠くからどちらのカテゴリーのクルマがやってくるかわかるようになっています。

【ウエイトハンディ】
SUPER GTの特徴ともいえるウエイトハンディ。1台だけが勝ち続けると面白さに欠けるということで、順位に応じてポイントを獲得し、ポイントに応じたウエイト(重り)を次のレースでクルマに積まなければならないというルール。出来るだけ軽量に製作されているレーシングカーにとって、ウエイトを積むと加速が悪くなり、ブレーキを踏んでもなかなか止まらなくなるという現象が顕著に表れ、タイムが遅くなってしまいます。これにより、前レースで好調だったチームも苦しい戦いに。毎戦優勝するチームが予測できず、シーズンチャンピオンを獲得するチームは最終戦までなかなか決まらないため、常にハラハラドキドキします。

クルマにどれだけのウエイトが積まれているかは、ドアのすぐ後方部分にステッカーが貼られており、ウエイトの量もわかりやすく色分けされています。

【燃料リストリクター】
2014シーズンから、GT500クラスではウエイトが50kgを超えた場合、50kg分を燃料流量調整されるルールも新たに追加されました。これは、エンジンに供給される燃料を意図的に少なくさせることで、エンジンパワーを抑えさせ、加速を鈍らせるというものです。これにより、ウエイトハンディとはまた一味異なるレース展開に。ウエイトハンディと同様に加速は鈍くなりますが、その分燃料の使用量が少なくなるので、燃費は良くなります。長距離を走るレースラウンドや順位によって得られるポイントが多くなってくるシーズン終盤では、燃費が良くなったことで給油時間を短くでき、ピットストップ時間短縮につながるという一面も。

(その3へつづく)

【今更聞けないシリーズ】
■第1弾「SUPER GTって何!?」その1
■第1弾「SUPER GTって何!?」その2
■第1弾「SUPER GTって何!?」その3
■第1弾「SUPER GTって何!?」その4

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