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シーズン2勝目の秘密・そして最終決戦へ!SUPER GT第7戦@オートポリス インサイドレポート~

2015.11.10 Tue

第7戦オートポリス大会でシーズン2勝目を記録したNISMOとNDDP RACING。シーズン中盤の不調を乗り越える力を与えたのは、人の気持ちの強さでした。


チームスタッフ全員の勝利!

10月9日(金)のブログでもご紹介したように、NISMOの活躍の裏にあったのはドライバーの走りはもちろん、メカニックの頑張りでした。特に第6戦SUGOでは、コース上の全車両がピットに戻ってくるという前代未聞の事態のなか、メカニックの素晴らしい活躍で大きくポジションアップを果たしました。他のレースでも、ミスなくコースへ送り出してくれるメカニックたち。鈴木監督も、「今シーズン、なかなか噛み合わないレースが続く中でメカニックたちの頑張りが一つの大きな支えになっています」と話します。

このメカニックたちの頑張りに奮起したのが、ドライバーの二人でした。
オートポリスのレースでは、予選日と決勝日の路面コンディションが大きく変わり、しかもレース中盤からは雨も降りだし、ペースを乱されるマシンが続出。その中で、勝負どころを見極めトップに立ったのはNISMOでした。
レース前半のロニー選手は、気温や路面温度が低く十分にタイヤが温まるまでに時間がかかりましたが、その序盤でもトップ集団にしっかりと食らいつき、タイヤが温まってくると前のマシンにプレッシャーをかけて順位アップ。後半を担当した松田選手も、トップ車両のピットインのタイミングに合わせて猛プッシュし、逆転に成功しました。


チェッカー後、チーフメカニックと抱き合う松田選手。
「良かった!努力した甲斐があった!」そんな言葉が漏れてきました。

オートポリスで2勝目を飾ったのはNISMOだけではありません。GT300を制したNDDP RACINGも、第3戦タイで優勝してからは、長い迷路に突入していました。
「予選前のフリー走行ではいい順位やタイムで走れるのに、予選になると周りが一気にタイムアップする」。ここ数戦、#3 GT-Rのドライバーからはこんなコメントが出ていました。しかし、今回はフリー走行の好調さを保ってシングルグリッドを獲得。決勝レースでも柔軟な戦略対応でトップに立ちました。

「数戦同じ展開が続くと、どうしてもチームの中の良くない雰囲気というのが生まれてくる。うちも、『なかなかタイヤとコンディションがマッチしない…』と悩んでいたんだけど、ほかのクルマの走りを見て、『周りも一緒だ。いけるぞ。ここで頑張るぞ』と、チームみんなで話したんですよ」と、長谷見監督がレース後に語ってくれました。

チームの雰囲気が変われば、ドライバーのモチベーションもあがります。早めのタイヤ交換作戦となり、高星選手は一瞬「ほんとに?!」と戸惑ったそうですが、チームの後押しで走り切り、トップチェッカーをくぐりました。

レーシングカーは自動車。機械です。正確にネジを締めれば正確に動き、ハンドルを切れば曲がります。しかし、ネジを締めるのは人。ハンドルを握るのも人です。

さて。そんな第7戦からわずか2週間ですが、いよいよシリーズ最終戦もてぎ大会に突入します。
GT300はすでにドライバーズタイトル、チームタイトルは決定しましたが、GT500はこのもてぎで決着です。

SUPER GT第8戦プレビュー
Nissan GT-R、2年連続年間タイトル獲得に向けた最後の戦い
(続きはこちら)

これまでは、「先行逃げ切りが我々の勝ちパターンでした」と語っていたNISMO鈴木監督ですが、今年はそれに加えて、「後ろからでも追い上げてトップに立つ強さも持っています」と、語っています。

NISMOチーム鈴木豊監督のレースプレビュー
「どんな展開からも、力強く戦っていきたいと思います」(続きはこちら)

今週末も、日産勢に熱いエールをよろしくお願いします!

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