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GT500クラスルーキーのマーデンボロー選手、前半3戦の戦いぶりをプレイバック・その1

2017.06.06 Tue

今シーズン、GT500クラスへステップアップを果たしたマーデンボロー選手。ルーキードライバーはこの3戦をどう戦ってきたのでしょうか?



2017年シーズン、日産ファンのみならずモータースポーツファンの皆さんが注目しているルーキードライバーと言えば、ヤン・マーデンボロー選手。

グランツーリスモシリーズを使い「バーチャルからリアルへ」をテーマにしたGTアカデミーの卒業生で、昨年はGT300クラスでチャンピオン争いを経験しているドライバーです。


2月に日産グローバル本社ギャラリーで行われた、
2017年シーズンのモータースポーツ体制発表会にて。
インパルチームのウェアで初登場のマーデンボロー選手です。
チームメイトの安田選手は、これまでもロニー選手やオリベイラ選手、外国人ドライバーと組むことが多かったのですが、今回初めて年下のドライバーがチームメイトになりました。
が、「GT300クラスで1年チャンピオン争いもしてきているし、ル・マン24時間レースにも出ているのでクラス違いのマシンの処理の仕方も問題なさそう。なにより、速さのあるドライバーなので、今シーズンが楽しみです」と、開幕前からマーデンボロー選手を信頼している様子です。

2017年から車両規則が変わり、どのGT500ドライバーにとっても初めてのマシンになる今シーズン。マーデンボロー選手もシーズンオフからマレーシアや国内でのテストで精力的に走行を重ねました。


そして迎えた開幕戦。GT-Rはライバル勢に対し苦戦を強いられました。
マーデンボロー選手は予選Q1に出走。何とか安田選手にバトンを渡そうと懸命にアタックしましたが、13番手と思いがけない結果に。


悔しい思いを抱えつつも、マーデンボロー選手はすぐに翌日の決勝レースへと頭を切り替えると、星野監督に「スタートドライバーをやらせてほしい」と直訴。もともとスタートドライバーにはマーデンボロー選手を使おうと考えていたチームですが、本人からの進言で一気に作戦がまとまりました。

GT500のデビュー戦で、スタートドライバーを務めることになったマーデンボロー選手。


パレードラップで1台がスタートできず、さらにフォーメーションラップでも他車がストップしてしまい、スタート進行が混乱してしまった時も、落ち着いた様子でコックピットに収まっていました。予選13位だった#12 カルソニック IMPUL GT-Rは、実質10番手からレースをスタートします。

スタート直後もセーフティカーが導入され、序盤から荒れ模様となった開幕戦ですが、マーデンボロー選手は冷静な判断で混乱をすり抜けてポジションを上げていきました。
レース再開後、バトルの相手はベテランのオリベイラ選手。


2台は10周以上にわたってタフなバトルを展開してきましたが、
25周目にマーデンボロー選手はオリベイラ選手をパス。
さらにNSXとLC500を1台ずつかわし、6位まで順位を上げて見せました。
星野監督も、マーデンボロー選手のこの走りにはあっぱれの様子。
本人も、「個人的にはGT500のデビューレースを楽しめたよ」と、
自身のパフォーマンスを評価していました。


ただし、チームとしては車両トラブルで8位にポジションを後退してのフィニッシュとなり、課題も見える開幕戦となりました。

マーデンボロー選手の前半戦プレイバック、その1はここまで。
次回・その2では、5月に開催された第2戦と第3戦を
まとめて振り返ります。





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