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オルドネス選手を輩出したGTアカデミーから、新しいプロジェクトが誕生

2018.09.11 Tue

ゲームの世界からリアルレーシングドライバーへ。


2008年に、日産とソニー・コンピュータエンターテイメントとのコラボレーションにより生まれた「GTアカデミー」。その初代卒業生がルーカス・オルドネス選手です。
レーシングドライバーのキャリアがちょうど10年を迎えた今年は、ブランパンGTシリーズのエンデュランスカップに参戦しています。

GTアカデミー創設がアナウンスされたとき、オルドネス選手は23歳。もともとモータースポーツは大好きで、小さい頃にはレーシングカートなどでも走っていたのですが、資金面の問題でしばらくのあいだはモータースポーツから離れていたそう。当時は、MBA(経営学の修士号)の取得を目指し勉学に励んでいました。

そんな中で耳にした「GTアカデミープロジェクト」に、オルドネス選手は参加します。ヨーロッパを舞台に行われた選考会で、オルドネス選手は約2万5000人の参加者の頂点に立ちました。

ここからレーシングドライバーとしての本格的なトレーニングを積み、2009年の1月に行われたドバイ24時間レースでデビュー。それまで、レーシングカートから始まり、ミドルフォーミュラなどで経験を積みプロになるというのがほとんどだったレーシングドライバーという職業において、初めてゲームの世界からレーサーになったのです。

ドバイ24時間レースは、2012年にも参戦。この年には、ヤン・マーデンボロー選手も同じチームで走っていました。

その後、2011年にはル・マン24時間レースに参戦。2013年からはSUPER GTにも参戦し、日本でも注目を集めました。


ツーリングカーだけでなく、フォーミュラでは2015年に全日本F3選手権に参戦。チームメイトの高星明誠選手とともに表彰台にも上がりました。

オルドネス選手がキャリア10年目に入った今年、また新たなプログラムが発表されました。史上初めて、FIA(国際自動車連盟)認定を受けたeスポーツの大会「グランツーリスモSPORT」で、日産ドライバーの最上位者は12月2日(日)に開催されるNISMO FESTIVALと、グランツーリスモを開発したポリフォニー・デジタル本社へ招待されるというもの。また、成績優秀者はシルバーストンで行われる日産トレーニングキャンプに参加し、実際のドライビングスキルを学べるというのです。

詳細はこちら

GTアカデミーの卒業生はオルドネス選手のほか、英国のヤン・マーデンボロー選手など22人います。
「バーチャルからリアルへ」。eスポーツが浸透し始めている今、それは10年前よりももっと“普通なこと”なのかもしれません。次のオルドネス選手が生まれるのは、近い話かもしれませんね。

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