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再開までにフォーミュラEレースの基本をおさらい!

2020.03.25 Wed

昨シーズンから日産が参戦しているフォーミュラE。いま一度、レースの基本をおさらいします。

新型コロナウイルスの影響によって、5月までのレース開催が一時凍結されているフォーミュラE。
レースを見られない日が続いていますが、この機会に、日産が2シーズン目を戦っているフォーミュラEのルールについて、おさらいしていきます。

<年をまたいだシーズンカレンダー>
フォーミュラE選手権がスタートしたのは、2014年9月。毎年秋に開幕し、年をまたいだカレンダーになっています。今シーズンは、2019年の11月に開幕し、年間14大会が予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、現在5大会が延期あるいは開催見送りとなっています。

<1イベント、1日での開催が基本>
SUPER GTやF1といった他のレースが2 日から3日間 開催(予選日と決勝日が分けられている)なのに対し、フォーミュラEは1日で開催。予選から決勝レースまで、一気に駆け抜けていくようなスケジュールです。

フォーミュラEのレース写真などをよく見ると、コース上に横断歩道やセンターラインなどが見える場所があります。コースは、一部常設サーキットを使用する場合もありますが、基本は公園や大規模なイベントが開催できる広場、空港跡地といった市街地。エンジンを使用しないEVマシンは音もそれほど大きくないので、市街地でレースを開催できます。

(2018-2019シーズン・スイスe-Prixの写真)

<予選は2つのセッションで決定>
予選方式は、全車が4グループに分かれてタイム計測を行うグループ予選のあと、その総合上位6台が1台ずつタイムアタックを行う「スーパーポールシュートアウト」を行い、スターティンググリッドを決定します。日産e.damsは昨シーズン、セバスチャン・ブエミ選手とオリバー・ローランド選手合わせてのべ16回もスーパーポールシュートアウトに進出。これは2019-2020シーズンの最多記録になりました。

<決勝はタイムレース。過去にはマシン乗り換えも!>
決勝レースは、周回数ではなく時間で決められています。スタートから45分が経過し、その時点でトップを走っているマシンがさらに1周走ったところでチェッカーフラッグが振られます。実は、2017-2018シーズンまでは、1人のドライバーに対し2台のマシンが用意され、レース中にマシンを乗り換えることが義務付けられていました。搭載するバッテリーの容量がレースに対して十分でなかったためにこのようなスタイルになっていましたが、日産が参戦を開始した2018-2019シーズンからは乗り換えの必要がなくなり、1台のマシンでレースを走り切れるようになりました。

<様々なオーバーテイクシステム>
決勝中のユニークな試みとして、「ファンブースト」があります。SNS上でドライバーの人気投票を行い、その上位5名にパワーブーストが与えられるという仕組みで、レースがスタートして23分を経過してから、1度だけ使用することができるシステムです。

また、2018-2019シーズンからは新たに「アタックモード」というのも作られました。テレビゲームを参考にしたというこのルールは、コース上に設けられている「アクティベーションゾーン」を通過することでパワーアップモードのスイッチを入れられるようになっています。目の前のマシンをオーバーテイクするために使うドライバーもいれば、接近戦で抜かれないようにするドライバーもいたりと、使い方は様々。それぞれが考えるレースの勝負どころの違いも見えて、レースを面白く見せています。

セバスチャン・ブエミ選手への投票ページ
オリバー・ローランド選手への投票ページ
※それぞれフォーミュラE公式サイト(英語)にジャンプします

<チャンピオンシップポイントは上位10台>
シリーズチャンピオンを決めるためのポイント制度は、決勝レースの上位10台までが獲得。

1位:25ポイント
2位:18ポイント
3位:15ポイント
4位:12ポイント
5位:10ポイント
6位:8ポイント
7位:6ポイント
8位:4ポイント
9位:2ポイント
10位:1ポイント

グループ予選でトップタイムを出したドライバー、スーパーポールシュートアウトでポールポジションを獲得したドライバーにもポイントが与えられます。また、上位10台に入った中で、決勝レース中に最速タイムを記録したドライバーにファステストラップポイントとして1ポイントが追加されます。

現在、ブエミ選手は27ポイント獲得で11位、ローランド選手は30ポイントを獲得して9位となっています。

チームチャンピオンシップは、2人のドライバーのポイントを合算して争われていて、現在日産e.damsは4位につけています。
来シーズンからは、国際自動車連盟(FIA)が主催する世界選手権大会として開催されることが発表されているフォーミュラE。より一層注目が集まっています。
現時点での発表では、シーズンの再開は6月21日(日)のドイツ・ベルリン大会。しばらく間が空いてしまいますが、再開後の日産e.damsチームの活躍にご期待ください。

※レーススケジュールは変更になる場合があります。詳細はフォーミュラE公式サイト(英語版)でご確認ください。

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