NISSAN MOTORSPORTS Blog 毎週更新!最新ニュースをお届けします
RSSのご利用について

Bookmark & Share

このブログをブックマークする

このブログをツイートする

twitter

国内で最多クラスの参戦台数を誇るスーパー耐久もついに開幕!

2020.10.12 Mon

7月に開幕したSUPER GTから遅れること2か月。ようやくスーパー耐久シリーズも開幕しました。
初戦は24時間レース。富士スピードウェイに全45台のマシンが集結しました。

スーパー耐久シリーズ(S耐)は、1998年にスタートした国内モータースポーツカテゴリーの中でも珍しい「耐久レース」のシリーズ戦です。2年前からは富士スピードウェイで24時間レースも開催されるようになりました。

2020年シーズンは3月に鈴鹿サーキットで開幕を迎える予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け延期に。シリーズプロモーターが関係各所と調整を重ね、富士スピードウェイでの24時間レースで開幕することになりました。

S耐は、参加車両の排気量や駆動方式によって、8つのクラスに分けられて争われます(2020年シーズン)。日産勢が参加するのは2クラス。FIA GT3車両を使う「ST-X」クラスと、排気量が2,001 – 3,500ccの二輪駆動車の「ST-3」クラスです。ST-XクラスにはNISSAN GT-R NISMO GT3が、ST-3クラスにはフェアレディZが参戦しています。

富士24時間レースでは、GT-RとZそれぞれ2台の計4台がエントリー。
予選では、#9 MP Racing GT-Rが総合2位、#81 DAISHIN GT3 GT-Rが総合4位という結果。しかし、#81 GT-Rは予選中にクラッシュし車両に大きなダメージを負ってしまいました。

昔からモータースポーツを良く知っている方には懐かしく感じる「DAISHIN」のフレーズ。1996年から全日本GT選手権(現在のSUPER GT)に参戦し、2003年にシルビアでGT300クラスのシリーズタイトルを獲得したチームです。S耐にも2000年までスカイラインGT-R(R34)でフル参戦していました。2010年にスポット参戦して以来、実に10年ぶりのS耐復帰です。

記念すべき復帰レースは大変なスタートになってしまいましたが、チームは徹夜の修復作業でマシンをスターティンググリッドにつけました。

いよいよレーススタート。今年の24時間レースはあまり天候に恵まれず、夕方から激しい雨に見舞われました。レースの続行は困難だと判断され、夜間は4時間ほど赤旗中断に。

再開後、ナイトセッション中は様々な車両にアクシデントが発生。日産勢にもそれは降りかかり、上位を走行していた#9 GT-Rはガレージインを余儀なくされました。また、#81 GT-Rもアクシデントに見舞われ後退。最終的に#81 GT-Rがクラス3位、#9 GT-Rがクラス4位でチェッカーを受けました。

一方、ST-3クラスは#15 岡部自動車RECAROフェアレディZがポールポジションからスタート。序盤は予選クラス4位の#244 QUEEN EYES 34Zが追い上げて1-2体制を築きますが、それぞれレース途中でマシンの不具合が発生しピットイン。#15 Zはクラス3位、#244 Zはクラス4位でした。

#15 Zのメインドライバーである長島正明選手は、1980年代からレースに参戦。様々なツーリングカーレース、耐久レースを戦ってきました。2007年からフェアレディZをドライブ。ベテラン中のベテランドライバーです。グリッドで一緒に撮影に応じてくれた山崎学選手、甲野将哉選手も経験豊富なドライバー。さらに、小松一臣選手、たしろじゅん選手、勝亦勇雅選手と、#15 Zは6人体制で24時間レースを戦いました。

実は、#15 Zはレース残り1時間というところまでクラストップを走行していました。
最後のドライバー交代で長島選手にバトンを託し、いざ…というところでパーツの破損が見つかったのです。
悔しい結果…しかし、イレギュラーなシーズンスケジュールの初戦、そしてシーズンいち過酷な24時間レースで表彰台を獲得しました。

S耐は、第2戦がスポーツランドSUGO、第3戦が岡山国際サーキット、第4戦がツインリンクもてぎ、第5戦がオートポリス…と、全国各地のサーキットを転戦します。

最終戦は来年の1月23~24日、鈴鹿サーキットで開催されます。 ようやく幕を開けた今シーズンのS耐でも、日産勢は勝利を目指します。応援よろしくお願いします!

>前の記事へ