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SUPER GT第6戦 大逆転の1-2フィニッシュで、いよいよ終盤戦へ!

2020.11.04 Wed

今シーズン2度目の鈴鹿大会となったSUPER GT第6戦、GT-Rが1-2フィニッシュを達成してポイントランキングでも急浮上。この勢いで第7戦のもてぎ大会に挑みます!

秋晴れのもと、SUPER GT第6戦鈴鹿大会は10月24~25日に開催されました。例年、鈴鹿サーキットでのレースはシーズンに1度だけですが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催できるサーキットが絞られてしまったこともあり、第3戦に続き2度目の鈴鹿大会となりました。

鈴鹿といえば、地元の松田次生選手に期待がかかります。第3戦でも#23 MOTUL AUTECH GT-Rは予選2位から逆転優勝を飾りました。また、第5戦終了時点でランキング9位。トップとのポイント差も22ポイントと大きく、NISMOチームは必勝を誓って鈴鹿大会に挑みました。

しかし、公式予選で松田選手がクラッシュ。
「クルマに対してかなり良いフィーリングを得ていたので、行けると思ったのですが…」と松田選手。
マシンが少し跳ねてしまったことが瞬間的に空力バランスを変えてしまい、そのままコースアウトしてしまったのです。#23 GT-Rはタイム計測ができずに予選を終えることになり、決勝レースを最後尾からスタートすることに。

マシンへのダメージも大きかったのですが、メカニックたちが夜中まで懸命に修理し、スターティンググリッドにはカラーリングも鮮やかな#23 GT-Rが戻ってきました。

マシンのフィーリングが良いとはいえ、最後尾スタートからどれだけ追い上げられるのか…。とにかく1つでも上の順位を目指して、決勝レースがスタートしました。SUPER GTは2名のドライバーが交代して戦いますが、1人のドライバーが運転しなければいけない最低距離がレース総距離の1/3と決められています。今大会は52周なので、18周を過ぎたあたりからドライバー交代に入るマシンたちが出てきました。

NISMOチームも、どのタイミングでピット作業に入れば一番タイムロスなく戦えるかを常に計算しながら、前半スティントを担当するロニー・クインタレッリ選手の走りを見守っています。すると突然、GT300のマシンのクラッシュシーンが映像モニターに映し出されました。
エンジニアはその瞬間「ピットイン!」とロニー選手に無線で指示を出します。それを聞いたロニー選手はそのままステアリングを切ってピットロードへ。無線での指示が数秒でも遅ければ、ピットロードへの入り口を通り過ぎてしまったかもしれないという、絶妙なタイミングでした。

そして、ピット作業を終えた#23 GT-Rはなんとトップでコースに復帰。NISMOチームのピットではエンジニアが「よし!」と力強くこぶしを握り締めました。
後半スティントを託されたのは松田選手。「意地でも後続を押さえきるんだ!」と力強い走りを見せます。終盤は、2位以下が接近戦を展開したこともあり、差を広げてトップチェッカーを受けました。
鈴鹿で2連勝。そして松田選手は、GTでの最多勝記録を22に伸ばしました。
シリーズランキングでも一気に3位に浮上。トップとはわずか2ポイント差です。
「残り2戦も簡単じゃないことは分かっていますが、チームとドライバーが一丸になって、あとはやるだけです」と松田選手。

2位に入ったのは、#12 カルソニック IMPUL GT-R。ここまで歯車がかみ合わず、速さを見せながらも結果につながらないレースが続いていた#12 GT-Rが、ようやく表彰台をGETしました。

「優勝も意識したけれど、やっぱりタイミングや運も必要。あのタイミングでセーフティカーが出て、最後尾の23号車が勝つなんて、予想もできないからね。それでも、うちもよく頑張った。ドライバー2人をほめてやるんだ!」と、星野一義監督。監督はスターティンググリッドで2人のドライバーにしっかりとエールを送っていました。

「予選では、アタック前に赤旗が出てしまって、残り時間が少ないなかで上手く走らないとQ2に進めないかもしれないという状況でした。でもそこでしっかり走って、Q2につなげることができた。離れていきそうな運を手繰り寄せることができました」という佐々木大樹選手。決勝でも前を走るライバルマシンを豪快にオーバーテイクしてみせました。「優勝に近い戦いができてよかったです。でも、残り2戦でもっといい戦いをしていくためにはステップアップが必要。しっかりやっていきたいです」と佐々木選手は無我夢中で戦った第6戦を振り返りました。

また平峰一貴選手も、「今シーズンはずっと流れが良くなくて、ファンの皆さんが満足できるような結果を出せていなかったので、優勝できなかったことは悔しいけれど、ようやく最低限の仕事ができたんじゃないかなと思います」と、ほっとした様子でした。

レース詳細のレポートはこちらをご覧ください。
SUPER GT第6戦レースレポート
「GT-Rが1-2フィニッシュ、MOTUL AUTECH GT-Rが大逆転でシーズン2勝目」

そんな第6戦を終えて、わずか2週間というインターバルで今週末に第7戦が開催されます。
SUPER GT独自のハンディウェイトシステムも、この大会では少し制限が緩められるため、これまで大きなウェイトを積んでいたライバルたちが少し息を吹き返してくることが予想されます。
1-2フィニッシュの勢いをそのままに、4台全車が上位を目指して、もてぎ大会も戦います。今週末も応援よろしくお願いします!

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