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【Number】高橋みゆきさんが本山哲選手に直撃インタビュー! 

2013.03.22 Fri

GTマシンのコックピットに座り、ちょっぴりドライバー気分を
味わった高橋みゆきさん。
レーシングドライバーのことをもっと知りたくなり、
今回は長年にわたって日産モータースポーツのエースを
務めてきた本山哲選手に直撃インタビューしました。
スポーツ選手という立場から、レーシングドライバーの感性に迫ります。


高橋(みゆき) レーシングドライバーって、普段はどんな
トレーニングをされているんですか?

本山(哲) 運転には腕とか首の筋肉が必要です。ハンドルが
重く感じるようでは速く走れません。しかもレースでは
1時間とか1時間半走る。他のスポーツに比べて”長い”ので、
体力・持久力も必要になります。でも何よりも、速く走る感覚が大事で、
僕は身体を作るよりも感覚を磨くことに力を入れています。

高橋 モータースポーツの場合、自由に競技車両に乗って
練習することはできませんよね。感覚はどうやって鍛えるんですか?

本山 僕の場合は、レーシングカートに乗ってトレーニングしています。
モータースポーツは筋力も必要だし、持久力も感覚も必要。
あれもこれも、けっこう面倒くさいスポーツですね。

高橋 レースの前の夜はちゃんと眠れます?

本山 それが……眠れなくなっちゃうんです。
眠くなって目をつぶった途端、明日どうなるのかなあって
考え込んでしまって。

高橋 えっ、意外! 私は速攻で眠れます。ただ、夢の中でも
全力でバレーボールしていて、夢の中で試合して疲れてるのに、
目覚めてまた試合か、と(笑)。

本山 眠れるのはうらやましいなあ! 
レーサーって細かいことを気にする繊細なタイプが多いんですよね。
走行中も本当に細かいことに気を配って、丁寧にマシンを操作しないと
1時間以上のレースを無事走りきることができない。
だからレーシングドライバーは、細かくてうるさい男が多い。
一緒に暮らすと、多分面倒くさいですよ。
部屋の隅のほこりをチェックするような感じ。

高橋 それ、ちょっと私、パス!(笑)。

高橋 レース中は、どんなことを考えているものですか?

本山 気温とか路面のコンディションとか、
タイヤの状態によってクルマの動き方が変化するんです。
今日のタイヤは後ろが特に消耗して滑るなとか、
今日は前が減って曲がりにくいなとか、その日毎に状況は変動するし、
1時間走っている間にも変わります。
その変化を正確に感じ取りながら、走り方をクルマに合わせているんです。

高橋 あんな速さで走っていながら、
コックピットの中でそんな繊細なことをずっとしているんですか。
細かい人が多いのも納得です!

今シーズン、本山選手はGT500クラスに上がってきたばかりの
期待の新人、関口雄飛選手と組んでMOLAチームから参戦します。

長年、日産のエースドライバーとして培ってきた経験と感性を
若手に伝えながら、いかに結果を結びつけていくか。

インタビューを終えて、高橋さんも大いに期待していました。
次回は、マシンと選手をまとめあげて指揮を執る、
鈴木豊NISMOチーム監督に話を聞き、監督の仕事を通して
レースの舞台裏を探ります。

文・大串信
写真・細田忠

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